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中国でグリーン建材採用拡大、湖北省が第12次普及製品リストを公表

2026年9月6日 新素材・環境建材
中国でグリーン建材採用拡大、湖北省が第12次普及製品リストを公表

湖北省住房和城乡建设厅は2026年8月25日、「湖北省绿色建材产品推广目录(第十二批)」を公告した。企業申請、専門家審査、社会公示を経てグリーン建材製品を普及対象として整理するもので、湖北省のグリーン建築発展条例や建材産業の高品質化政策に基づく取り組みである。中国では省・地域単位でも環境性能を備えた建材の普及制度が整備されており、日本企業が中国メーカーを探す際にも環境対応力を判断する材料となる。

ただし、中国の「绿色建材」表示や認証を、日本の建築法規や環境認証と同一視してはいけない。中国国内の認証制度は中国市場での評価を目的とするため、日本で要求されるJIS、JAS、建築基準法の材料認定、ホルムアルデヒド区分などとは別に確認する必要がある。中国側の証明書を取得したら、認証機関、対象製品、工場、型番、有効期間、試験規格を確認し、日本案件で必要な性能項目と対照する。

店舗やホテルでは、環境配慮を設計コンセプトとして掲げながら、実際の調達段階では価格と納期だけで材料が変更されるケースがある。これを防ぐには仕様書に基材、再生材比率など必要項目を記載し、代替品は事前承認制とする。特に木質ボード、断熱材、塗料、接着剤などは完成後に確認しにくいため、量産前の材料証明と製造中の記録が重要になる。

中国メーカーの環境対応を見る際は、認証の有無だけでなく、製造工程、原料調達、VOC対策、廃材利用、製品情報の追跡可能性まで確認したい。日本の建築会社にとって中国のグリーン建材制度は、そのまま採用可否を決める基準ではなく、候補メーカーを絞り込む一次スクリーニングとして有効である。中国国内で環境建材への政策的な選別が進むほど、輸出向け調達でも性能資料を提出できるメーカーとできないメーカーの差が広がる可能性がある。

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