
第35回中国(古鎮)国際灯飾博覧会が2026年10月22~25日、広東省中山市古鎮鎮のGuzhen Convention and Exhibition Centerで開催される。公式サイトでは「Guzhen Lights up the World」をテーマに、照明関連の最新技術、製品、アイデアを紹介するとしている。古鎮は中国を代表する照明産業集積地の一つであり、店舗、ホテル、住宅向け照明を探す日本企業にとってメーカーを集中比較できる地域である。
現地で見るべきなのはデザインだけではない。照明器具本体、LEDモジュール、ドライバー、調光装置、電源コードなど構成部品を確認し、日本向け仕様へ変更可能かを聞く。中国国内向け220V仕様の商品を、そのまま日本へ持ち込む前提で価格比較してはいけない。定格、電源方式、周波数、調光プロトコルなどを日本側設備設計と合わせる必要がある。
また日本で電気用品安全法の対象となる製品・部品についてはPSE対応を確認する。CCCやCEなど別制度の認証があっても、日本法への適合を自動的に意味しない。メーカーが「日本へ輸出した経験がある」と説明した場合も、どの商品をどの輸入事業者へ供給したか、現在の型式が同じかを確認する。
ホテルや多店舗展開では保守性が重要だ。LEDドライバーが数年後に故障したとき、同じ部品を供給できるか、代替品で調光や色温度が変わらないかを確認する。初回発注時に一定数の予備ドライバーや器具を確保する方法もある。古鎮灯博会は価格の安い照明を探す場ではなく、デザイン、OEM能力、日本仕様への対応、保守部品供給を一度に比較する場として使うと価値が高い。



