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上海で家具3展が集中 中国OEM調達は『展示会→工場監査→量産』の三段階で選ぶ

2026年9月8日 中国工場・OEM・調達
上海で家具3展が集中 中国OEM調達は『展示会→工場監査→量産』の三段階で選ぶ

2026年9月上旬の上海は、中国家具・インテリア調達を行う日本企業にとって重要な一週間となった。CIFF上海は9月5~8日、Maison Shanghaiは9月7~10日、Furniture Chinaは9月8~11日に開催される。上海市政府の案内ではMaison Shanghaiだけでも8万平方メートル、4ホールを使い、Furniture Chinaでは25カ国のブランドと4つの国際パビリオンが展開される。短期間で家具、素材、商用空間、デザイン、製造関連企業を比較できる環境だ。

ただし、展示会で最も起こりやすい調達ミスは『展示ブースが立派だから工場も優秀だろう』と判断することである。出展者には自社工場を持つメーカーだけでなく、商社、ブランド会社、複数工場を束ねる企業も存在する。OEM案件では、契約相手と実際の製造者が異なること自体が問題なのではなく、製造工程が見えないことがリスクになる。商談時には会社名、工場名、工場所在地、従業員数、主要設備、自社工程と外注工程を確認する。

第一段階の展示会では候補を広く集める。価格より、自社案件に必要な加工能力があるかを確認する。木工家具ならCNC、突板、塗装、組立、金物加工、梱包までの工程、金属家具ならレーザー、曲げ、溶接、研磨、粉体塗装の内製範囲を見る。第二段階で候補工場を訪問し、実際の設備、材料倉庫、検品場所、完成品倉庫を確認する。展示品とは異なる通常生産品を見ることで量産品質を判断しやすい。

第三段階はサンプルから量産への移行である。日本側図面をそのまま渡すだけでなく、工場が作成した製作図を承認し、材料表、色見本、金物型番、包装仕様を固定する。サンプル承認後に価格を再確認し、量産開始時、中間工程、出荷前の検品ポイントを設定する。家具の場合、完成後には確認できない内部構造や接着工程があるため、工程中検品が有効だ。

オンライン調達でも基本は同じである。Alibaba.comや1688.comで候補企業を見つけることは効率的だが、プラットフォーム上の会社情報だけで工場能力を判断しない。法人情報、工場所在地、輸出主体、銀行口座名義を契約前に照合する。サンプル代を支払った会社と量産代金の受取会社が突然変わる場合には理由を確認する。

中国OEMの競争力は巨大なサプライチェーンと加工能力にある。展示会やB2Bサイトは入口として非常に優秀だが、品質保証そのものではない。候補発見、工場確認、仕様固定、量産管理を別工程として設計することで、日本の店舗、ホテル、住宅案件でも中国の製造力を安定して利用できる。

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