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中国家具のFCLとLCL、CBM単価ではなく日本側CFS費・配送まで含めて比較

2026年9月6日 国際物流・海上輸送
中国家具のFCLとLCL、CBM単価ではなく日本側CFS費・配送まで含めて比較

中国から家具や内装材を輸入する際、貨物量が少なければLCL、多ければFCLという単純な判断では最適にならないことがある。LCLはコンテナを1本借りる必要がなく便利だが、CFSでの取扱費、仕分け、積み替え、日本側配送など複数の費用が発生する。家具のように容積が大きく破損しやすい貨物では、一定量を超えるとFCLの方が総額と品質管理の両面で有利になる場合がある。

比較時には中国工場から梱包後の総CBM、総重量、梱包個数を取得する。LCL見積は海上運賃だけでなく中国側CFS、日本側CFS、通関、配送を含める。FCLでは20GP、40GP、40HQそれぞれについてOcean Freight、THC、ドレージ、デバンニング等を確認する。Drewryの9月3日アジア域内指数は40フィート当たり1312ドルへ上昇しているが、これは個別中国―日本運賃ではないため、実際の航路見積を別途取得する必要がある。

複数の中国工場から調達する場合は、各工場からLCLで日本へ送る方法と、中国国内の倉庫へ集約してFCLで送る方法を比較する。集約には中国国内輸送費と倉庫費が発生するが、国際輸送の取扱回数を減らせる可能性がある。ホテル家具などでは品番別に積載順を設計すれば日本側の荷卸しも効率化できる。

最終判断では物流費だけでなく破損率と納期もコストとして考える。1個の造作家具が破損し再製作に1カ月かかれば、数万円の運賃差より大きな損失になることがある。FCL/LCL選択は物流部門だけで決めず、商品設計、梱包、現場工程まで含めたプロジェクト判断にするべきである。

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