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世界コンテナ指数は4465ドルで横ばい、上海発航路は方面別の価格差が拡大

2026年9月6日 国際物流・海上輸送
世界コンテナ指数は4465ドルで横ばい、上海発航路は方面別の価格差が拡大

Drewryが2026年9月3日に公表したWorld Container Indexは40フィートコンテナ当たり4465米ドルで前週から横ばいだった。ただし内訳では太平洋航路が上昇する一方、アジア―欧州航路は下落しており、世界平均が安定していても個別航路は異なる動きを示している。上海―ロサンゼルスは同週5%上昇して7185ドル、上海―ニューヨークは3%上昇して9587ドルとされる。

中国から日本へ建材を輸入する企業にとって重要なのは、このWCIを上海―東京や寧波―大阪の実勢運賃と混同しないことである。WCIは国際コンテナ市場の方向を見るベンチマークであり、日本向け短距離航路の見積は船社やフォワーダーから個別に取得する必要がある。ただし世界主要航路で急激な値上がりが起きると、船腹配置や空コンテナ需給を通じてアジア域内航路へ影響する可能性があるため、先行指標として確認する価値がある。

建材輸入では、運賃そのものより「いつ価格が確定するか」も重要だ。見積時点のレートが船積み時まで保証されるのか、サーチャージが別途変更されるのかを確認する。FOB契約で日本側が海上輸送を手配する場合、工場完成が遅れて見積有効期間を超えると物流費が変わる可能性がある。

ホテル家具、タイル、石材のような重量・容積貨物では、20GPと40HQのどちらが有利かも品目ごとに異なる。重量制限に先に達するタイル・石材と、容積に先に達するソファ・家具を同じ基準で考えてはいけない。世界指数、アジア域内指数、実際の中国―日本見積を三段階で確認することが、海上物流費の予算精度を高める。

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