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中国製装飾パネルの発注で色番号だけを指定しない、照明環境まで含む色管理

2026年9月6日 インテリア・装飾材
中国製装飾パネルの発注で色番号だけを指定しない、照明環境まで含む色管理

店舗やホテルの内装で中国製の木目パネル、石目シート、塗装板を採用する場合、色管理は最もトラブルが起きやすい項目の一つである。メーカーの色番号を指定していても、生産ロット、基材、塗装条件、印刷条件によって見え方が変わる場合がある。さらに日本の現場照明と中国工場の蛍光灯下では同じ色でも印象が異なる。

最初に物理的な承認色板を作り、日本側と工場側で同一基準を保管する。写真やPDFだけで色承認を行うと、モニター設定や撮影環境で差が出る。量産前には実際の基材・仕上げ工程で色板を作り、設計者が確認する。可能であれば店舗で使用予定の照明色温度に近い環境でも確認したい。

木目材では色だけでなく木目方向と柄の繰返しも重要である。大型壁面へ施工すると同じ柄が周期的に並び、不自然に見える場合がある。工場へ一枚のサンプルだけでなく複数枚並べた写真を要求すると、量産時の見え方を確認しやすい。

検品では承認色板を現場へ持ち込み、一定の照明条件で比較する。写真報告だけの場合は基準色板を同じ画面へ入れて撮影する。ただし写真は最終判定ではなく補助資料として使う。色差計を利用する案件では許容値を事前に決める。

さらに補修用材料を同じロットから確保する。数年後に再生産すると色が合わない可能性があるためだ。中国内装材は多彩な意匠が魅力だが、意匠性が高いほど色管理の重要性も増す。色番号、承認色板、生産ロット、予備材を一体で管理することで、日本現場での色違いリスクを抑えられる。

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