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中国製ドア・窓を採用する際は「緑色建材認証」と日本側要求性能を分けて確認

2026年9月15日 ドア・窓・ガラス・金物
中国製ドア・窓を採用する際は「緑色建材認証」と日本側要求性能を分けて確認

中国国家市場監督管理総局によれば、中国の緑色建材製品認証は建築用ドア・窓を含む幅広い製品へ拡大している。2026年6月末時点で全国の認証取得企業は5725社、有効証書は1万1094件となった。中国で窓、ドア、金物メーカーを探す日本企業にとって、認証取得状況は工場を比較する一つの材料になる。

ただし、日本の建物に使用する場合、中国の緑色建材認証があることと、日本のプロジェクトで要求される性能を満たすことは別問題である。窓では寸法や外観だけでなく、気密、水密、耐風圧、断熱、ガラス構成、金物、施工方法などを確認する必要がある。防火設備として使用する開口部などでは、さらに日本の建築法規上の要求が関係する。

中国工場へ問い合わせる際は「日本向け窓はいくらか」という聞き方では十分ではない。開口寸法、枠寸法、サッシ断面、ガラス厚、Low-Eの有無、複層構成、開閉方式、ハンドル位置、網戸、色、表面処理などを仕様表にする。ホテルでは客室ごとに開口寸法が異なることもあり、窓番号と図面番号を対応させる管理が必要になる。

ドアについても同様で、木製ドア、金属ドア、ガラスドアでは確認事項が異なる。丁番、ドアクローザー、錠前、カードロックなどは中国製と日本製を混在させる場合もあるため、穴加工寸法を事前に合わせる。特にホテルのカードロックでは、扉完成後に現場で大きな加工をすると外観や強度に影響するため、採用するロック型番を量産前に確定したい。

金物類は小さな部品だが、故障すると店舗やホテルの営業に直接影響する。交換部品を日本で入手できるか、工場から予備品を何%付けるかまで発注条件に含めるべきである。

中国の認証制度は工場の環境・品質意識を確認する入口として有用だが、日本案件の採用判断は最終的に日本側仕様で行う必要がある。認証、性能資料、実物サンプル、施工詳細を別々に確認することが安全な調達につながる。

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