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CIFF上海と中国建博会が同時開催、店舗内装を「家具+建材」で探す調達モデル

2026年9月6日 店舗デザイン・内装
CIFF上海と中国建博会が同時開催、店舗内装を「家具+建材」で探す調達モデル

2026年9月5~8日の上海虹橋では、第58回中国家博会(CIFF上海)と中国建博会(上海)が同時期に開催され、家具、建材、内装、商業空間、スマート設備を横断して確認できる構成となった。CIFF側は従来の商品カテゴリー別展示から、家具・建材・デザイン・スマートホーム・全屋ソリューションを空間として組み合わせる方向を打ち出している。日本の店舗設計・内装会社にとっては、中国調達を単品購入から「一つの空間を構成する部材群」の調達へ変える機会になる。

例えば飲食店一店舗を中国から調達する場合、従来はテーブル、椅子、照明、タイル、壁材、装飾金物を別々の会社へ発注することが多かった。しかし複数工場に分けるほど色合わせ、寸法整合、納期、梱包、コンテナ積載の調整が難しくなる。展示会で家具と建材を同時に確認できれば、共通の色板やマテリアルボードを基準として各社へ仕様を伝えることができる。

ただし「ワンストップ」をうたう会社が全工程を自社製造しているとは限らない。中国では家具工場が石材、金物、照明などを協力工場から調達して一括納品する方式も一般的である。日本側は元請メーカーの責任範囲、再委託先、検品場所、不良時の責任分担を確認する必要がある。特に電気製品や建築材料は、日本側で適用される法規・規格を中国側の「輸出実績」だけで判断してはならない。

実務では、店舗をゾーン別に分け、床・壁・天井、家具、照明、設備、装飾品ごとに調達表を作る。そのうえで中国側各社へ図面番号と仕上表番号を付けて見積依頼する。展示会で候補を見つけた後は、サンプル→施工図→試作→承認→量産→出荷前検品という工程を崩さないことが重要だ。上海の同時開催は商品探索の効率を高めるが、最終品質は日本側の仕様管理能力で決まる。

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