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上海・中国国際家具展2026が閉幕、日本企業が展示会後30日で行うべき工場選定

2026年9月15日 中国家具
上海・中国国際家具展2026が閉幕、日本企業が展示会後30日で行うべき工場選定

第31回中国国際家具展覧会(Furniture China 2026)は2026年9月8~11日、上海新国際博覧中心で開催され、9月11日に閉幕した。Maison Shanghaiは9月7~10日に上海世博展覧館で開催された。家具展示会は新製品を見る場として有効だが、日本のホテル、飲食店、住宅、店舗案件で本当に重要なのは、展示会終了後に候補メーカーをどのように絞り込むかである。

展示ブースが豪華だからといって、自社工場を持つメーカーとは限らない。輸出商社、ブランド会社、製造工場が同じ会場に並ぶため、まず「誰が実際に製造するのか」を確認する必要がある。営業許可証の会社名、見積書の会社名、銀行口座名義、工場名が一致しているかをチェックし、異なる場合は各社の関係を説明してもらう。特にオーダー家具では、展示会社が受注後に別工場へ丸投げすると品質管理が難しくなる。

次に、日本向け案件への対応力を見る。ホテル家具なら客室モックアップ、飲食店なら特殊形状のソファやテーブル、住宅なら小ロットや追加注文への対応を確認する。単純に「OEMできますか」と質問するのではなく、図面を1点送り、材料、金物、塗装、梱包、製作期間を含む具体的な見積を依頼すると実力差が見えやすい。

価格比較ではEXW、FOBなどの条件を統一することが不可欠だ。同じ100ドルでも、梱包費、国内輸送費、輸出通関費が別途なら総額は変わる。家具は重量より容積が物流費に影響しやすいため、梱包後寸法とCBMを見積段階で取得する。完成品とノックダウンでは日本側の組立費も変わるので、商品単価だけで決めない。

品質評価では、展示品ではなく量産工程を見る。木工、塗装、金属、張地などを自社でどこまで行い、何を外注しているのかを工場監査で確認する。さらに承認サンプルを保存し、出荷前検品で色、寸法、外観、機能を比較する。

展示会後30日以内に候補をA・B・Cランクに整理し、Aランク工場には試作、Bランクには追加資料、Cランクは保留とする。数百社の名刺を集めるより、日本の案件に合う3~5社を継続的に育てる方が中国家具調達では価値が高い。

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